第二十四番札所 如意山金剛寺

【気仙成田不動尊】
如意山金剛寺にょいざんこんごうじ(真言宗智山派)
御本尊
如意輪観世音菩薩 
不動明王
御詠歌
成田より 
遷座しお座せる 
不動尊 
願い祈りて 
叶えざるなし
所在地
〒029-2204
岩手県陸前高田市気仙町字町裏26
TEL
0192-55-3662
アクセス
  • JR 
    大船渡線 
    陸前高田駅下車 
    タクシー10分
三陸海岸の南部に位置した陸前高田は、広田湾に面して拓けた漁業の町で、中央部を気仙川が流れます。県下でも比較的温暖なところです。
如意山金剛寺は、仁和年中、大江千里が当地に下向となり、宥鑁法印(開山第1世)が帰洛を祈願したところ、仁和4年(888年)恩赦を得て帰れたことに感謝して建てられた寺院です。伊達政宗、二代忠宗の地方巡視の際には当時が宿所にあてられ、近郷の末寺30余の本寺として、徳川時代からは常法談林・法談の中心的役割となりました。また、現代でも練行など、真言行者の修行道場としての役割をはたしています。境内右側、山頂に建立された不動堂には、延宝年間(1673年)千葉県の成田山から勧請された不動明王・両童子が祭られています。初詣(元旦)と縁日(8月28日)、納札お焚きあげ(12月26日)には信者の参詣があります。