第三十一番札所 相応寺

【赤不動(遠藤ヶ滝不動尊)】
相応寺そうおうじ(新義真言宗)
御本尊
大日如来 
不動明王
文化財
弘法大師自筆大般若五行・薬師御鏡一面 
かめつぼ一器(亀山より出土) 
徳一大師本尊仏不動一躰 
薬師如来 
文覚上人本尊地蔵尊 
徳一大師自作御影本尊 
安達太良山・磐梯山恵日寺縁起各一巻 
その他
御詠歌
安達太良の 
御山の里の 
不動尊 
滝にうたれて 
祈る巡礼
所在地
〒969-1302
福島県安達郡大玉村玉井字南町188
TEL
0243-48-2420
アクセス
  • JR 
    東北本線 
    本宮駅下車 
    タクシー25分 
    徒歩は無理
相応寺は大玉村の中心部にあるが、不動堂である遠藤ヶ滝不動尊は安達太良山の麓にある。相応寺は、法相宗の高僧・徳一大師が大同二年(807年)眉岳に開基したが、高地は積雪も多く雷火の炎上も度々あった。応永年間(1394年)亀山の地に移り、更に永禄三年(1563年)実弁法印の代に現在地へ伽藍を造営した。元の寺跡にも石造りが現存する。
遠藤ヶ滝不動尊は平安時代の遠藤武者・盛遠に因む。袈裟御前との恋に破れた盛遠が名を文覚と改め仏門に帰依し、若い頃、安達太良山中の瀑布において気を養ったことから冠して、遠藤ヶ滝と称するようになった。以来、遠藤ヶ滝不動尊と敬い人々の信仰を篤くしたが、この別当寺が相応寺であった。