【厄除不動尊】
- 御本尊
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大聖不動明王
- 文化財
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聖観音像金剛界大日如来古四王権現摩利支天弁財天等
- 御詠歌
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空飛ふやここ鶴岡の龍覚寺慈眼を仰ぎ合す両の手
- 所在地
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〒997-0033
山形県鶴岡市泉町1-13 - TEL
- 0235-24-2033
- アクセス
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JR鶴岡駅下車徒歩7~8分
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羽黒山の登山口に龍覚寺は在る。一千年前の羽黒山は峨々たる剣山であって、老幼婦女の登山には適さないので、その祈願所として仁安年中(1166年)鶴岡城下の一隅三ツ曲輪南側に一宇を建立した。羽黒の御分身である正観音菩薩を勧請して龍覚寺と命名した。その後当時の大名の命によって浜中街道に移転したが、慶長十七年(1612年)に高畑土提上(現在地)に移された。
元和八年(1622年)酒井忠勝公御入国の時に御城の鬼門に当たる祈願所として、特別の思召によって指定されたので、一躍酒井藩筆頭の地位を占め、禄高百五十石を賜り、三百年間に亘りその地位を保ち、本尊大聖不動明王を奉り、更に正観音菩薩を本尊として安置されている。
元和八年(1622年)酒井忠勝公御入国の時に御城の鬼門に当たる祈願所として、特別の思召によって指定されたので、一躍酒井藩筆頭の地位を占め、禄高百五十石を賜り、三百年間に亘りその地位を保ち、本尊大聖不動明王を奉り、更に正観音菩薩を本尊として安置されている。