第二十五番札所 観音寺

【身代不動】
観音寺かんのんじ(天台宗別格本山)
御本尊
聖観音 
阿弥陀如来 
不動明王
文化財
木像阿弥陀如来坐像 
観音堂厨子宮殿 
意馬心猿の図 
連理の欅(指定)
寺宝
光格天皇御宸筆 
天台大師画像 
菅原道真の法華経 
その他
御詠歌
とうかいの 
紫雲たなびく 
かいがんざん 
みがわり 
ふどう 
ちかい 
たのみて
所在地
〒988-0074
宮城県気仙沼市本町1-4-16
TEL
0226-22-0247
アクセス
  • JR 
    大船渡線 
    気仙沼駅下車 
    徒歩10分
  • JR 
    東北本線 
    南気仙沼駅下車 
    徒歩10分
往古、この地方は蝦夷と呼ばれた民の勢力範囲であった。和銅年間(709年)藤原宇合が特命大将軍につき蝦夷勢を鎮圧し、その首塚を南流山に建立したのが始まりという。のち天平十五年(742年)行基菩薩が巡錫して自ら観音像を彫刻した。更に喜祥三年(850年)慈覚大師が堂舎を建立して海岸山観音寺と称した。その後、平泉に幽棲していた義経が皆鶴姫を憐み、菩提を弔う為に先の南流山に観音堂を興したが、これを合併して瑞国海岸山観音寺と改称して現在に至る。