第十五番札所 最勝院

【猫突不動】
最勝院さいしょういん(真言宗智山派)
御本尊
金剛界大日如来
秘仏
猫突不動尊
文化財
五重塔 
他多数
御詠歌
ありがたや 
辿りてここに 
津軽寺 
塔のもとにぞ 
法のともしび
所在地
〒036-8196
青森県弘前市銅屋町63
TEL
0172-34-1123
H P
http://www15.plala.or.jp/SAISYOU/
アクセス
  • JR 
    奥羽本線 
    弘前駅下車 
    弘南バス 
    新寺町方面行き 
    弘前高校前下車 
    徒歩2分
  • 東北自動車道 
    大鰐弘前インターチェンジ 
    弘前市内方面へ車で20分
天文元年(1532年)の堀越城下荻野への伽藍造立を開基とするが、中世において鼻輪郡西勝院がその源流と考えられている。津軽領内寺社諸宗筆頭の座位を与えられ、領内1313神社を統括する総別当をつとめ、歴代住職は京都勧修寺密乗院を兼帯し、津軽唯一の院家(いんげ)であった。津軽家の祈願所として帰依を受け、津軽藩の宗教政策の中核をになった。
最勝院五重塔は、青森県第1号国宝指定(後に重要文化財に改称)を明治41年に受けた。津軽統一の際に亡くなった人々を、敵味方の分け隔てなく供養するために大圓寺五重塔として建立された。特徴として相輪が長く、全体の均衡がとれており、国の文化財指定説明に『賽二東北地方第一ノ美塔ナリ』とあるように、姿の美しい五重塔として称賛される。