【赤不動(遠藤ヶ滝不動尊)】
- 御本尊
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大日如来不動明王
- 文化財
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弘法大師自筆大般若五行・薬師御鏡一面かめつぼ一器(亀山より出土)徳一大師本尊仏不動一躰薬師如来文覚上人本尊地蔵尊徳一大師自作御影本尊安達太良山・磐梯山恵日寺縁起各一巻その他
- 御詠歌
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安達太良の御山の里の不動尊滝にうたれて祈る巡礼
- 所在地
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〒969-1302
福島県安達郡大玉村玉井字南町188 - TEL
- 0243-48-2420
- アクセス
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JR東北本線本宮駅下車タクシー25分徒歩は無理
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相応寺は大玉村の中心部にあるが、不動堂である遠藤ヶ滝不動尊は安達太良山の麓にある。相応寺は、法相宗の高僧・徳一大師が大同二年(807年)眉岳に開基したが、高地は積雪も多く雷火の炎上も度々あった。応永年間(1394年)亀山の地に移り、更に永禄三年(1563年)実弁法印の代に現在地へ伽藍を造営した。元の寺跡にも石造りが現存する。
遠藤ヶ滝不動尊は平安時代の遠藤武者・盛遠に因む。袈裟御前との恋に破れた盛遠が名を文覚と改め仏門に帰依し、若い頃、安達太良山中の瀑布において気を養ったことから冠して、遠藤ヶ滝と称するようになった。以来、遠藤ヶ滝不動尊と敬い人々の信仰を篤くしたが、この別当寺が相応寺であった。
遠藤ヶ滝不動尊は平安時代の遠藤武者・盛遠に因む。袈裟御前との恋に破れた盛遠が名を文覚と改め仏門に帰依し、若い頃、安達太良山中の瀑布において気を養ったことから冠して、遠藤ヶ滝と称するようになった。以来、遠藤ヶ滝不動尊と敬い人々の信仰を篤くしたが、この別当寺が相応寺であった。